第42回はりま憲法をまもる集会が開催されました!

コロナの影響で延期されていた憲法を守るはりま集会が11月23日、井上淳一監督の「誰がために憲法はある」の上映と井上淳一監督のトークをメインに開催されました。

映画では、この憲法集会にも既に2度登場された松元ヒロさんが舞台で演じ続けている一人語り「憲法くん」を2019年で87歳になる渡辺美佐子が演じた様子が収められているとともに、女優の渡辺美佐子さんが中心メンバーとなり、ベテランの女優さんたちと33年にもわたり続けてこられたものの2019年で幕を閉じた原爆朗読劇について、全国各地を回り公演を続けてきた女優さんたちのそれぞれの思いが語られるとともに、とにかく素晴らしい映画でした。

また映画上映に引き続き行われたトークでは、井上淳一監督が、護憲映画の製作に踏み切った思い、映画製作の御苦労とともに、憲法を私たちの世代で終わらせることなく、つぎの世代に引き継いでいくことの重要性を熱く語ってくださいました。

憲法、特に9条を守ることができなければ、平和な社会、平和な生活は保障されません。

映画「誰がために憲法はある」のサブタイトルは、「わたしたちは、世界でいちばん、強くて素晴らしい武器を持っている」でしたが、世界でいちばん、強くて素晴らしい武器、憲法9条を十二分に活用し、憲法を守ろうの一点で一致できるすべての人と手をつないで大きな声を上げ続けていけば、きっと核のない世界、平和な世界を築くことができる筈です。

そのために、この西播の地ではコロナの影響を受けても中止されることのなかった憲法を守るはりま集会を引き続き開催していかなければなりません。

そんなことを改めて確認できた憲法集会でしたが、来年の憲法集会は例年どおり憲法記念日に合わせて5月5日に姫路市市民会館大ホールにて、「憲法くん」の本家本元、松本ヒロさんをみたびお招きして開催します。

コロナの影響がおさまった中で、会場を満員にした集会を開催したいと思っていますので、是非、御参加ください。

最後になりましたが、第三波の到来がいわれるなか、東京から駆けつけてくださいました井上淳一監督、素晴らしい歌声を聞かせてくださった合唱団の皆さん、そして、集会に参加してくださいました皆さんに御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

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