父が亡くなって初めてのお彼岸。
それほど信心深いわけでもないのですが、やはり気になり、母の誕生日とかさなっていることもあって、供養のために妻と一緒に大分に帰ってきました。
コロナの関係で車で関門大橋を渡り、別府湾を臨んで帰省したのですが、皆考えることは一緒なのか、山陽自動車道はいつもの休日よりも遙かに車の台数は多かったように思います。
せっかくの帰省なので、少し観光といきたかったところですが、やはり人混みの中に入るのは避けた方が無難かと、帰りはやまなみハイウェイをドライブし、由布岳、九重夢吊大橋、久住山から熊本・阿蘇方面まで足を伸ばし、久しぶりの景色を堪能する一日を送ってきたのですが、ちょうど久住、阿蘇は春の野焼きの日で、初めて炎の上がる草原を目の当たりにすることができました。
大観峰では煙の関係でくっきりとした阿蘇五岳(涅槃像)を眺めることはできなかったものの、駐車場は野焼きの見学に訪れた人たちの車でこれまでに経験したことのない程の満杯状態。思わぬ事態と遭遇することになりました。
もっとも、3月19日に出された政府の専門家会議の提言で、避けるべきとされたのは、①換気が悪く、②多くの人が密集し、③近距離での会話は発声が行われる場、での行動です。
コロナについては相応の警戒が必要なことはいうまでもありませんが、野外での行動についてまで、過度に自粛する必要はなく、あまり過度な自粛はかえって怖い世の中を作ってしまうような気がしないではありません。
いずれにしろコロナが速やかに収束し、いつもの日常が一日も早く戻ってくることを心から願っています。