2015年2月に亡くなられた竹嶋弁護士は、ウォーキングを趣味にしており、毎年5月には姫路支部の弁護士を誘って日帰りで登山をするのが慣例となっていました。
登る山はいろいろあったようですが、亡くなられる数年前からは根曲だけを採取できる駒の尾山が定番となってたようで、竹嶋弁護士から毎年お誘いを受けていたものの、日ごろの運動不足から体力に自信がなく、「1年間、少し鍛えて来年ご一緒します」と答え続け、とうとう竹嶋弁護士とご一緒する機会を失ってしまいました。後悔するばかりです。
もっとも、2016年から事務所の石塚弁護士が幹事となって、竹嶋弁護士追悼登山と銘打った駒の尾登山が続けられており、ことらの方には私も参加させてもらっています。
駒の尾山は、兵庫県との県境近くにある岡山県の山で、天気のいいときの山頂からの展望は本当に素晴らしいものがあります。初めて参加したとき、久々の登山でしんどかったものの、その景色に疲れも吹き飛び、もっと前から参加しておけばよかったと思わずにはいられませんでした。
4回目となる今年の追悼駒の尾登山、参加者の日程が合わず、6月22日に実施となりました。
いつもは岡山県に入って標高900の地点にある登山口までは車で行き、そこから登山開始となるのですが、今年は行ってみると、昨年の集中豪雨の影響による林道崩壊のためか登山口までの道が通行止めとなっており、ぐるりと回って兵庫県の千種高原スキー場に設置されている登山口からのスタート(写真は千種高原スキー場。ゲレンデを登らないと登山口に着けません)。
登山開始が予定よりも1時間遅れ、途中からは雨も降り出す登山となったのですが、山頂付近に至った時点では雨も上がり、無事、山頂に至ることができました。
雨は上がったとはいえ、空はどんよりと曇っており、残念ながら青空のもとで壮大な素晴らしい景色を観ることはできませんでしたが、それでも山頂にまでたどり着いた達成感で、夜の懇親会ではうまいビールを飲むことができました。
1日たっても、疲れは抜けず、足も棒のようで、いつまで登り続けることができるのかわかりませんが、竹嶋弁護士が亡くなられた年齢である65歳までは登り続けたいと思っています。
そのためには、本当に日ごろから少し運動をしなければなりません。