10月20日から自由法曹団の全国総会が岐阜・下呂温泉で開催され、参加してきました。
2020年10月に神戸で開催された全国総会では地元を代表して議長をつとめさせてもらったのですが、以降、コロナの影響で開催自体が中止されたり、昨年の総会は大阪開催だったにもかかわらず体調の関係で参加を見合わせていたので、4年振りの総会開催ということになります。
まだまだ体調は万全ではないものの、総会では古希を迎える団員の表彰が行われるのですが、今年は、静岡の大多和さん、神奈川・川崎の藤田さん、そして長らく神戸で活動し、2021年に沖縄に移住された増田さんと、同期3名が表彰されるということで、少し無理をして現地でリアル参加してきました。
20日の全大会では古稀表彰の後、清末愛砂室蘭工業大学大学院工学研究科教授の講演「トライアングル平和憲法論の浸透を求めて」をお聞きし、21日は「石破政権が進める大軍拡と『戦争する国づくり』に断固反対し、憲法改悪阻止に全力で取り組む」など6本の決議が参加されました。
分散会では、労働問題で、同期の大阪の村田さんから、スキマバイトに登録している労働者の数が700万人まで達しているが、スキマバイトの実質が法律で禁止されている日雇い派遣であり、団員も積極的に取り組んでいく必要がある旨の発言があったのですが、この間、派遣の問題にはあまり取り組めておらず、兵庫でも問題を掘り起こしていく必要を痛感しました。
同期は全国が7名が参加、久し振りに行われた夜の宴会には約300名が参加し、全国で奮闘している団員の姿を見て、元気づけられて姫路に戻ってきたところです。
常々申し上げているとおり、2015年、事務所の竹嶋弁護士が65歳で、前田弁護士が67歳で急逝されたときからの私の目標は、必ず古希を迎えるということです。
後6年、元気に頑張って、全国総会に参加し、古稀表彰を受けたいと思っています。
(写真は、下呂・合掌村と同期の7名)