しばらくブログを更新しておらず、体調がすぐれないのではないかと心配してくれている方がおられたかもしれませんが、造影剤を使用してのCT検査でもがんの転移再発は認められず、術後3年を経過したことで、がんは身体からなくなったと自分にも言い聞かせているところです。
手術直後と比べれば格段に身体も動かせるようになっており、昨日は妻とお隣のたつの市にある、海の見える梅林として西日本一といわれる綾部山梅林を散策してきました。寒い日が続いた影響か、梅の方はまだ五分咲きといったところでしたが、おだやかな天気のもと、やっと春がきたということを実感することができました。
さて、一昨日ははりま憲法集会の実行委員会でした。
今年も5月6日13時30分からに第47回・はりま憲法集会を姫路市市民会館の大ホールで開催します。
集会のメインは、テレビで会えない芸人・松元ヒロさんのソロライブ。はりま憲法集会には4回目の登場になります。
3年経っても、まだ終わりの見えないロシアのウクライナ侵略、そして侵略されているウクライナのゼレンスキー大統領を「独裁者」呼ばわりし、自国の利益のために力づくの停戦を実現しようとするトランプのやり方を目の当たりにするなかで、憲法9条が目指す世界をお花畑と揶揄し、理想で平和は実現できないと、憲法9条の実効性を否定する声がまたまだ大きくなりそうです。
しかし、現実を理想に近づける努力なしに戦争のない世界を作ることなどできないのではないでしょうか。
そのことを気づかせてくれたのが、ヒロさん演じる「憲法くん」が最後に述べる、「理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか」という言葉でした。
ヒロさんの風刺のきいた笑いの絶えないライブをみれば、ヒロさんが、なぜ、テレビに出れないのかということがわかるだけでなく、きっと平和憲法の大切さに気づくことができるはずです。
ここ数年、コロナの影響で、従前のような参加者を集められず、少し寂しい集会が続いていたのですが、今年は大勢の参加者と一緒に、ヒロさんのソロライブで皆が元気になれる集会を実現したいと思っています。
5月6日は、是非、姫路市市民会館に足をお運びください。