1月の衆議院選挙で自民党が大勝し、憲法が再び危機に晒されるようになったことは前回のブログで書きました。
第二次高市内閣を発足させた高市首相は、早速、記者会見で、憲法改正について「少しでも早く改正案を発議して国民投票につながっていく環境を作れるよう、自民党として粘り強く取り込みたい」との意欲を示しているところです。
高市政権にとっての改憲の本丸が9条にあること、9条に自衛隊を明記し、自衛隊が海外で同盟国である米国と一体となって戦争できる国になることを憲法で宣言することにあることはまでもありません。
しかし、高市首相は、米国のベネズエラへの武力侵攻、米国とイスラエルのイランへの先制攻撃を一言も批判していません。
殊に、米国とイスラエルに攻撃中止を求めるべきだと衆院予算委員会で問われた高市首相は、「これが自衛のための措置なのかどうかも含めて詳細な情報を持ち合わせているわけではない」「我が国としてその法的評価をすることは差し控える」と答弁しているのですが、如何にイランに核開発疑惑があるとしても、交渉中の段階での先制攻撃を「自衛」と評価できる余地など皆無であることは明々白々であり、このような答弁は、米国に対してはいいなりであること、何も物が言えないことを自認する答弁に他なりません。
こうした明らかに各国の主権の尊重と武力行使の禁止を定める国連憲章・国際法の大原則に違反する暴挙についても、暴挙の主体が米国であると一言も批判できない高市政権のもとで、憲法上、米国と一体になって武力を行使することができることを認めてしまえば、我が国が国連憲章・国際法を遵守しない「米国の属国」に堕してしまうことになることは明らかです。

高市政権のもとで、9条だけでなく、憲法を変えることを認めるわけには絶対にいきません。
というわけで、今年も5月6日午後1時30分から姫路市市民会館大ホールで「憲法を守るはりま集会」を開催します。
今年の集会スローガンは「憲法の危機! 守ろう憲法!」、集会のメインは、政治資金問題・裏金問題での告訴・告発で活躍されている神戸学院大学・憲法の上脇博之教授の講演「政治資金と壊憲の関係」です。
上脇教授は、集会に、「改憲勢力は憲法9条を明文改憲しようとしましたが、国民はそれに抵抗してきました。安倍政権・与党は戦争法の制定を強行しましたが、国民は諦めることなく憲法運動・平和運動を続けてきました。高市政権が改憲路線をとるなか、私たちは粘り強く運動を続ける必要があります」とのメッセージを寄せてくれました。
きっと、政治の闇を暴く、なかなか聞くことのできない面白い話とともに、憲法を何故守らなければならないか、憲法学者の視点からの高市政権の壊憲をなぜ認めてはならないかという話を聞くことができると思います。
5月6日は、是非、姫路市市民会館大ホールでの憲法集会にご参加ください。
(アイキャッチ画像は沖縄県営平和記念公園内の沖縄平和祈念堂)













