吉田竜一弁護士ブログ

今年の目標~とにかく元気を取り戻すこと

新年おめでとうございます。

一昨年、食道にがんがみつかり、誕生日は病院で迎えることとなっただけでなく、秋にはがんを切除するための開胸・開腹手術を行い、2か月の入院となりました。

退院後の一昨年12月から仕事に復帰しているものの、思うように体力が回復せず、昨年は、依頼者の皆様や事務局、土居弁護士、園田弁護士に少なからぬ迷惑をかける1年となってしまいました。

がんといっても早期発見できたステージ0で、全周性のものであったために外科手術となったものの、手術で切除できたため、克服できていると思っているのですが(細心の注意は払い続けなければなりませんが、昨年行った2度の定期検査でも再発、転移は認められませんでした)、手術後の疼痛が忘れたころに襲ってきたり、事前に医師の先生から説明を受けていましたが体重減少が結構すごく、そのためだと思いますが、直ぐに疲れてしまい、何とか仕事をこなすのが精一杯の1年で、自由法曹団や青法協、民法協の活動はほとんどこなすことができず、忸怩たる思いをし続けてきました。

それでも体力も少しずつは回復しているようで、ブログでも既にご報告したとおり、昨年7月には子どもたち、孫と一緒に久々に大分に帰省し、実父の仏壇を参るとともに、実母、妹、弟も一緒に湯布院に泊まることができ、本当に楽しいひと時を過ごすことができました。孫については本当に「目に入れても痛くない」という言葉がぴったりです。

もっとも旅行もできるようになった、体力的にも後は回復していくだけと思っていたら、秋には、台風や爆弾低気圧が襲ってくると、突然に発熱し、悪寒がおさまらなくなり、コロナではないかと思ったものの、幸いながらコロナではなかったのですが、62歳になって初めて気候の変化で体調不良となる気象病という病気があることを知りました。

手術の影響で自律神経が相当乱れているようで、自律神経の乱れを克服し、体重も少しずつ戻していかなければなりません(びっくりするぐらい減った体重も、現在、少しづつ戻ってきているところです)。

春には2人目の孫も誕生する予定です。

食道がんの危険を指摘してくれていたかかりつけ医の先生、健康診断の胃カメラでがんを見逃さなかった先生、がんの手術の中でもかなり難しいといわれる食道がんの外科手術を成功させてくれた先生、2か月の入院中、献身的に看護してくれた看護師の方々、退院してからも面倒をかけている妻、多くの人たちに感謝の気持ちを持ち続けることはもちろんですが、依頼者の皆様や事務所にこれ以上ご迷惑をおかけすることがないようにするだけでなく、自由法曹団や青法協、民法協の活動にも復帰し、憲法9条を護る運動にも取り組み、そして、何より2人になる可愛い孫と一緒に旅行ができるような元気を取り戻すこと、それが今年の目標です。

年末に神戸から長男夫婦が初孫を連れて帰って来てくれ、家族そろっておだやかな正月を迎えることができていますが、皆さんはいかがでしょうか。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

アイキャッチ画像は由布岳、写真は一昨年の誕生日と年末に帰省してきてくれた初孫

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