5月3日の憲法記念日、「戦争させない、9条壊すな! 5・3総がかり行動兵庫県実行委員会」の主催で神戸市のみなとのもり公園で開催された憲法集会に今年も参加してきました。
あいにくの天気で、参加者が激減しているのではないかと心配していたのですが、会場に足を運ぶと昨年を上回る6000人の参加。
やはり、高市政権のもとで多くの人が憲法の危機を実感しているのだと思います。
集会では、兵庫県弁護士9条の会の羽柴修弁護士の主催者挨拶の後、広島・被爆体験伝承医師として活動しておられる井上つぐみさんがメインスピーカーとしてお話してくれたのですが、昨年の畠山澄子さんのお話に続き、これが本当によかった。

広島市では2010年から、被爆体験証言者の被爆体験や平和への思いを受け継ぎ、それを伝える「被爆体験伝承者」を養成しているとのことで、その事業自体も素晴らしいと思うのですが、井上つぐみさんが語る、原爆で孤児となった故川本省三さんの生涯は、戦争の悲惨さ、特に被爆者の方々の長年にわたる苦しみ、平和の大切さを改めて教えてくれました。
微力ながら取り組んでいる9条の会の活動に若い人がなかなか集まってくれないとなげくことも少なくないのですが、大学病院の研修医として忙しく働かれているなかで被爆伝承者としての活動にも積極的に取り組んでおられる井上つぐみさんのお話を聞いて、若い人達の中にも平和の問題に真剣に取り組腕おられる方がいることに希望を見出すこともできました。
集会の最後で、高校生平和大使が朗読した憲法アピールには、「数字になった子どもたち」として、「米国は2月28日の米国による空爆(ミサイル)により、イラン政権中枢の数十人を爆殺しましたが、この攻撃により小学校で授業を受けていた160人を超える子供たちが助けを求める間もなく殺されました。ガザでも昨年5月末時点で16000人を超える子どもたちが殺害されています。戦争で数字になってしまった子どもたちにも、一人ひとりに名前があり、かげがえのない家族や生活と未来がありました。ヒロシマでは、爆心地にあった本川国民学校では原爆で校舎が全焼・全壊、約400人の子どもたちが命を奪われ、生存した児童は11歳の筒井清子さんただ一人でした」との一節があったのですが、いつの時代も、戦争の犠牲になるのは罪もない、本来は未来を担っていくはずだった子どもたちです。
羽柴弁護士は、冒頭の主催者の挨拶で、私もブログに引用したことがある、桑田佳祐さん、佐野元春さんの「時代遅れのロックンロール」の「子どもの命を全力で大人が守ること、それが自由という名の誇りさ No More No War」との歌詞を引用しておられたのですが、核兵器や戦争のない世界を築くことは子どもたちに対する大人の責任であり、その道しるべである憲法9条は絶対に壊すことはできません。

さて、6日は、憲法を守るはりま集会です。神戸学院大学の上脇博之教授が「政治資金と改憲」のタイトルで講演をしてくださいます。高市政権のもとで憲法が重大な危機にさらされていることを認識させてくれるとともに、この危機を跳ね返すヒントを与えてもらえることができると思います。
時間のある方、是非、姫路市市民会館に足を運んでください(午後1時30分から開演です)。
~アイキャッチ画像は兵庫労連のXから












