あけましておめでとうございます。
専ら私事になりますが、母校の大分舞鶴高等学校のラグビー部は3大会振りに全国大会に出場、残念ながら2回戦で敗退し、元日を花園ラグビー場で迎えることはできませんでしたが、1回戦では相手校を完封する会心の勝利を飾ってくれました。
1月28日に出場校が決まる春の選抜高校野球でも、大分舞鶴が21世紀枠で選出される可能性が大で、選出されるのであれば春には初出場となる母校を甲子園に応援に行けるぐらいまで、体力を回復させたいと思っています。
贔屓の大分トリニータは、昨年、残念ながらJ2に転落となりましたが、天皇杯準決勝ではJ1で優勝した川崎フロンターレにジャイアント・キリングを起こし、決勝でも敗れはしましたが浦和レッズと激闘といえる本当に感動させる試合を見せてくれました。メンバーがほとんど残留するということで、1年でのJ1復帰を心から期待しています。
J3転落というどん底にあった大分トリニータを1年でJ2に、2年でJ1に復帰させ、6年間、大分トリニータを率いてくれた片野坂監督は、昨年末で大分トリニータの監督を勇退し,今期からはガンバ大阪の監督に就任します。
低予算の大分トリニータにおいて毎年主力を引き抜かれながら一定の成績を確保し続けてきた片野坂監督が、タレントぞろいのガンバ大阪でどのように発揮されるのか楽しみでなりません。
このように地元では大分舞鶴も大分トリニータも奮闘してくれているわけですが、一方、岸田首相は、1日付で発表した2022年の年頭所感で、憲法改正について「大きなテーマだ」と述べたようです。
しかし、今後、オミクロン株の感染拡大がどうなるのか、予断は許しませんが、長期化したコロナ禍のもとで、経済も医療も疲弊しきってしまい、非正規労働者、自営業者、学生などを中心に生活に困窮する人が増大し、格差が広がる社会の中で求められていることは、憲法を改正することではなく、個人の尊厳、生存の保障等を定める憲法を活かした誠実を実現すること、コロナへの対応を自助、共助に任せるのではなく、公助、すなわち政治の力によって実現していくことであるといわなければなりません。
年末のブログでは春ころまでは体力回復を最優先した試運転状態と書きましたが、退院1か月で自分でも退院直後とは比べものにならないほど、元気になったと感じています。
もちろん、まだ万全の状態ではなく、もう長期の入院は懲り懲りなので,あまり無理はしないようにしますが、それでも、これも年末のブログに書いたことですが、仕事(事件処理)だけでなく、格差社会を是正し、憲法を護る活動にも微力ながら取り組んでいきたいと考えているところです。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
(アイキャッチ画像は2016年に撮影した宮崎・鵜戸神宮)